情報処理技術者
情報処理技術者とは、日本の国家試験である情報処理技術者試験のことをいいます。
実際には、合格した試験区分ごとに「基本情報技術者」「初級システムアドミニストレータ」のように呼称されることが多いです。
情報処理技術者試験は、経済産業省が、情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)第7条の規定に基づき、情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するため、情報処理に関して必要な知識及び技能について行う国家試験です。
システムアナリストは、情報処理技術者試験の一区分であるシステムアナリスト試験に合格したものに認定される資格です。
資格が対象とするのは、企業や組織の経営戦略に基づいて情報戦略を立案し
情報システム開発においては全体計画、個別計画の立案、策定を行い
その開発・導入プロジェクトを支援し、同時に業務のシステム化を監督監修する立場になります。
システム開発における最上流の担当者であり、能動的にシステム開発計画を提案する者ともいえるでしょう。
合格率は例年6~8%程度と低いです。
この区分は高度情報処理技術者に分類されています。
情報処理技術者の中で、最高位かつ最難関と目される区分です。
10月の第3日曜日に秋期情報処理技術者試験の一区分として行われます。
午前試験は多肢選択式、午後試験は記述式と論文式(小論文)に分かれます。
午前はマークシート式の四肢択一式で55問出題され、100分で全問解答。
IRT(項目応答理論)によって、最低200点~最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午前試験通過)です。
42,3問の正解が必要になると考えられます。
01年度よりプロジェクトマネージャ試験、アプリケーションエンジニア試験と問題が共通になりました。
ソフトウェア開発技術者試験、プロジェクトマネージャ試験、アプリケーションエンジニア試験のいずれかに
合格した年度を含む2年以内に受験した場合、申請により午前試験を免除される場合があります。。
午後の部1は経営戦略に基づくシステムの提案、システムの計画立案に関する問題(大問)が4題出題されます。
大問は、主題の設定となる文章と、それに対するいくつかの小問からなります。
そのうち3題を選択し90分で解答します。
採点で、最低200点~最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午後I試験通過)です。
ただし、午前試験が600点に満たなかった者は採点されません。
午後の部2は3つのテーマから1つを選んで、業務経験を踏まえて小論文(最低2400字~最大4000字)を120分で書きます。
採点はA,B,C,Dの4段階で評価され、Aのみ最終的に合格となります。
ただし、午後I試験が600点に満たなかった者は採点されません。
このシステムアナリストの難易度は高いです。
まず試験が1日で3つの区分に分かれていること。
合計の試験時間が300分、5時間もあること。
3つのクリアゾーンをすべてクリアしなければならず、午前試験:75%、午後試験1:75%、午後試験2:評価Aのみ
そのクリアのノルマが高く、1日中試験を受けても、後半の試験を全く採点してもらえない方式なので、ストレスが多分にかかる試験です。
あの法律資格の司法書士などもこの試験形式を取ります。
(午前択一、午後択一、書式を1日で行い、午前択一が基準点以下ならば、午後試験は採点されない)
勉強もしにくいということからも、私はこのシステムアナリスト資格の難易度を8に設定します。